ガールスカウトとは何か、大切にしていることを紹介しています。
ガールスカウトとはなんですか?
1.国際的な社会教育団体
ガールスカウトは、世界150の国と地域で活動している社会教育団体です。
ガールスカウト一人ひとりがガールスカウト世界連盟の一員として活動しています。
世界連盟が提唱した「グローバルアクションテーマ」で国際的な問題について考える機会を得たり、
東京都連盟や日本連盟が主催する国際キャンプや国際交流事業に参加して海外のガールスカウトと直接関わる機会を得たり、世界を身近なものにするきっかけがたくさんあります。
2.自ら考え行動できる女性を育む
ガールスカウトでは自ら考え行動できる女性を育むことを目的に活動しています。
入団後は、小学校1~3年、4~6年、中学生、高校生年代といった年代別に、
それぞれが「パトロール」と呼ばれるグループで活動しています。
パトロールの中ではそれぞれがパトロールリーダー等の役割をもち、お互いが責任感をもって活動します。
パトロールでの話し合いや協力を通じて、自ら考えることや社会性を身につけていきます。
リーダー(指導者)たちは、年代に応じてスカウトの活動を支援していますが、
スカウトが主体となって活動することで、スカウト自身が行動する力を育んでいます。
3.少女・女性だけで活動
よく「ボーイスカウトとはどう違うのか?」と質問されることがあります。
ボーイスカウトとガールスカウトではキャンプや奉仕など同じような活動もしていますが、
一番違うのは「ガールスカウトには少女・女性しかいないこと」
男女平等とは言っても、適材適所。力仕事などは男性が行うことが多いのではないでしょうか。
ガールスカウトには少女・女性しかいませんので、そういった場面でも男性に頼るのではなく、力が足りない分は工夫や協力をし、自立した女性を目指します。
ガールスカウトが大切にしていることはなんですか?
活動の3つの軸、モットー、やくそくとおきての紹介です。
活動の3つの軸
「ガールスカウトは○○をしなければならない」といった決まりはありません。
以下の3つの軸に沿っていれば各団が自由に決めることができます。
自己開発
興味を持ったことに
挑戦します。
様々な場所に出かけたり、
成長に応じて、自分たちで
やりたいことを考えて、
実行することもあります。
人とのまじわり
同年代だけでなく、
異なる年代、違う団、
世界の団と
交流する機会があります。
様々な価値観に触れる
機会となります。
自然とともに
キャンプなどの野外活動を通して、いのちや自然の大切さを身近に感じます。
東京都第28団の活動内容については、1年間の主な活動、活動のようすをご覧ください。
モットー・やくそくとおきて
活動を通して身につけていくものです。
モットー
そなえよ つねに
やくそく
私は、神(仏)に対するつとめを行い
地域と国と世界への責任を果たし
人に役立つ事を心がけ、ガールスカウトのおきてを守ります。
おきて(ブラウニーは3まで、ジュニア以上は8まで)
1. わたくしはいつも明るく勇気を持ちます。
2. わたくしは命ある物を大切にします。
3. わたくしはすべての人の友達となり、他のガールスカウトとは姉妹です。
4. わたくしは礼儀を正しくします。
5. わたくしは時間と資源を大切に使います。
6. わたくしは自分で考え行動します。
7. わたくしは言葉と行いに責任を持ちます。
8. わたくしは誠実であるように努めます。